トランペット/横田健徳
Trumpet/TAKENORI YOKOTA



大阪芸術大学演奏学科卒業。

98年3月渡英、M. レアード、M. ベネット、S. キーヴの各氏に師事。
第3回広島トランペットコンクール第一位。
1995年4月『いずみホール開館5周年記念バロックフェスティバル』での「ヘンデルメサイア」公演において、バロックトランペットでの音楽界デビューを果たし、続く11月の東京文化会館における「日本テレマン協会第109回定期演奏会J.S.バッハ《ブランデンブルク協奏曲・全曲演奏》」において、極めて難曲とされている第2番を見事に演奏。
また、1999年2月に中野振一郎率いるコレギウム・ムジクム・テレマンのドイツ招聘演奏旅行に参加。難曲テレマンの「トランペット協奏曲ニ長調」を好演。ドイツの聴衆を魅了し、新しいスターの誕生を感じさせた。このようにモダン楽器での演奏はもとより、特にバロックトランペットによる演奏では現在関西において最も注目を集めており、今後も将来を期待されているトランペット奏者として大きな期待が寄せられている。
現在、「コレギウム・ムジクム・テレマン」のソリスト。






「素晴らしい世界を一人でも多くの後輩たちへ」

(テレマン掲載記事より)

 この人をご存じですか?昨年のドイツチ招聘演奏旅行の記事や産経新聞の進化する古楽」をご記憶ならばきっとご存じでしょうし、中高生の読者の方も、学校で「テレマン」の公演を耳にしたことがある人なら、「ああ、あの人か!」とピンとくるはず。トランペットの横田健徳(よこたたけのり28歳)です。
  
 アイドルという言葉が果たしてこの業界に適しているかどうかは議論の余地がありますが、彼こそ中山裕一と双璧をなす人気絶頂の若手演奏者です。そのレパートリーは広大無辺で演奏難とされるピッコロトランペットやバロックトランペットを自在に操れるのは関西広し?といえども彼の右に出るものはいないでしょう。
 日本全体でも彼は5本の指に入る若手演奏者であることは間違いなし。バッハのブランデンブルク協奏曲第2番のトランペットやヘンデル、テレマンの数々の作品を好演してきた彼ですが、学校好演での役割は又ひと味違うようです。
実は、公演の後にその学校のブラスバンドの指導をしています。演奏による魅力は勿論、直にプロの演奏者の求める音楽的魅力を感受性の高い学生たちに紹介する・・・「こんな素晴らしい世界があるんだ」と学生さんたちに知らせることは自分の指命だと考えるこの若きホープはやはり演奏会でトランペットが必要となれば必ず登場しますので、一度聴いてみたい!とお思いの方は事務所にご一方下さい。