【自宅学習で追いつこう】 |
刻々と本番が近づき、だいぶ声も出てきたが、まだパートの音取りが未熟。 音取りは自宅練習が大切で、合同練習は音取りの成果を確認する場であろう。 本番の立ち位置も決まるようで、もう乗り遅れも途中下車も許されない状態。 遅れている人は、《パート別音取りCD》等で自習し一日も早く追いつこう。 家でモツレク、車でモツレク、 一人ひとりの完璧な音取りなくして成功はない。 |
【作間先生にかつら】 |
道教育大学釧路校小澤千尋助教授の講演、その中で音楽家と鬘(かつら)の話があった。西暦1800年頃迄は男性は鬘を装うのが正装とされ、貧乏だったモーツァルトなどは別としても、多くの鬘を持つ事が誇りであったと云う。モーツァルトの生涯を描いた映画『アマデウス』を観ても鬘が時代背景を演出しているようだ。 それでは私達の指揮者の頭に‥‥でも作間先生はやはり女性ですよね‥‥。 |
【暗譜ですよ〜、大丈夫?】 |
数年前、やまなみ合唱団のフォーレ・レクイエム全曲演奏を観賞した。 演出は照明効果を駆使され、暗転から始まるオープニングは10名ほどの弦楽奏者が楽譜に照明を使うほど暗かった。合唱団も初めの2〜3曲は楽譜が見えなかったと思われる。最近そのビデオを入手、拝見したが、最初はやはり真っ暗だった。 モツレクの本番は暗譜と云われ、これまたお先が暗い。でも、やるしかない。 |
【モツレク三段跳び】 |
モツレク練習の日、休憩時間の雑談で、とても参考になる自習方法を耳にした。 ホップ‥‥音取り用のCDかテープでテンポと音程をしっかり覚える。 ステップ‥参考になる合唱団の演奏を何度も聞き歌詞を暗記する。 ジャンプ‥再び音取りCDかテープに戻り暗譜で歌詞をつけて歌う。 自宅練習の三段跳び、これに指揮者が味つけする。作間先生は料理の達人と聞く。 |
【十勝文化奨励賞】 |
3月31日、作間先生に十勝文化会議から《十勝文化奨励賞》が贈られている。受賞事跡は「天地創造」「メサイア」など市民合唱団の指導に加え「モツ・レク帯広演奏会」に取り組む熱意を評価されている。12月10日はその真価を問われる日であり、十勝アマデウス合唱団と受賞の喜びを分かち合える日にしたいものだ。 《人が育てる文化、人を育てる文化》の重要性を地域に広める時でもある。 |
【月月火水木金金】 |
わかんないだろうなあ〜。もし判っている人は、喜寿を過ぎておられると思う。 大東亜戦争末期、若者は召集令状で戦地に赴き、残った者は在郷軍人と呼ばれ、土曜日曜を返上し祖国を戦禍から守つた。これはモツレクに全く関係ないが、十勝の合唱界は世紀末の大型行事がめじろ押し、引く手あまたの戦国時代、特に男性はもてもての年である。 月月火水木金金、たまにサボッテ酒を飲む。 贅沢な幸せ‥。 |
【ブリューデルは楽しい合唱仲間】 |
7月21日プラザ大集会室に、植地さんはじめモツレク仲間が多数出演するコー ルブリューデルの歌声が響いた。趣味は楽しくなくちゃ〜と、人生を《合唱と菊政宗》に捧げる面々が、練習不足を実力でフォロー。一部はさすがブラボー、二部は柏尾君扮する月光仮面に子供は大喜び、お待ちかね三部《呑み、食い、歌い放題の交流会》はまさに絶品。 さあ、私達も早く暗譜を終え、苦労を楽しみに代えよう。 |
【暗譜?‥やれば出来るんだ】 |
遅刻した欠席気味の○○さん。隣の人に小声で「今、何ページやってるんですか?」やがて、そのページを開いたが歌おうとしない、歌うところを目で探しているのか、楽譜をじっと見つめたまま固まってしまった。どうしたんだろう体調でも悪いんだろうか?。 しばらくして「俺は馬鹿だな、違う楽譜を持って来ちゃった〜」 かくて、彼は最後まで楽譜なしで頑張ったのだ。エライ!やれば出来るんだ。 |
【亮仁先生凱旋、せせらぎの歓喜は不滅】 |
昨年7月、モツレク公演発起人が合唱連盟の高橋亮仁先生を訪問、取組を報告し快諾を得た。だが、亮仁先生はその後輪禍に遭われ十勝の合唱界を驚愕させた。 しかし、6月の合唱祭に劇的に登壇、力強い《凱旋の合唱》に感涙を覚えた。今年は第九の年、やがて清水の空に歓喜が轟くだろう。 アマデウス合唱団も全魂を傾けモツレクを成功さし、亮仁先生と《せせらぎの第九》の再起を祝いたい。 |
【21世紀のモツ・レクは、まかせて】 |
テナーの桑原昌一さんから原稿を頂いた時、早速デジカメで顔写真を撮ろうとしたところ「写真はこれを載せてほしい‥。」と出されたのが、12号に掲載したお孫さんを抱いた写真、一つの文化を育てるには50年かかると言う、 《モツレクさんぽみち》に載ったお孫さんは、昌一お爺さんぐらいの年になったとき、 きっとこの十勝に再びレクイエムを響かせてくれるだろう。心からそう期待したい。 |
【チケット販売は、先手必勝】 |
私達団員は、協賛公告集めやチケット販売に協力をしなければならないが、これから秋にむけては各種大型公演が目白押し、特にモツレク本番は気ぜわしい師走なのでチケット販売先は各自早めに予約をまとめておこう。友人、家族そして皆さんが所属している合唱団には一人でも多くの方にご観賞願いたい。アマデウス合唱団一年半の成果を満席のホールに響かそう。団員一人10枚を目標に頑張ろう。 |
【やがては、パソコンの合唱団が‥】 |
来世紀は、人が創り出した文明の利器に、人が使われる時代になるだろう。 モツレクのパート練習用CDも、ソプラノの勝山団員がパソコンで作ったものだ。来世紀の情報はインターネットでOK、百科事典すら無くなるかも知れない。 問題は、それを使いこなす私達の頭脳学習にある。やがて電子音で素晴らしいソリストや合唱団を合成し、《モツ・レク》をも演奏する時代が来るかもしれない。 |
【薮木編集長の奮戦記】 |
《大事な仕事は、一番忙しい人にたのむと絶対に間違いない‥》と言う。 薮木編集長は正に適任。本職は農林水産省の職員だが、趣味の合唱だけでもアマデウス、市民オペラ、まくべつ混声、やまなみ、コールブリューデル、そして声楽家の個人レッスン。また、冬はトレセン、夏は朝野球を欠かさない。その間に《モツレクさんぽみち》を作っている。伴侶探し以外、彼に不可能と言う文字は無い。 |
【草や木の喜ぶ合唱を‥】 |
私の懇意にしている建築家は『家は家族をつくり、庭は家庭を創る』と云う。 例え小さくとも、庭という自然があってこそ人が育ち文化を育むのだろう。 今までの人間社会は自然を破壊してでも、自らを優位に維持して来たが、これからの私達に許される行為は、人と自然が共存する事を条件にしなければならない。 自然とのかかわり合いを大切に、草や木の喜ぶ合唱を心がけて行きたいものだ。 |
【十勝アマデウスのホームページ好評!】 |
7月15日から、モツレク帯広演奏会の大型ホームページが開設されているが、これは、総務部会のまだ頭の柔らか〜いブレーンが、ワインを呑み呑み制作したもので、練習風景、指揮者、ソリスト、オケの紹介、取り組みに至った経緯、団員名簿にはあなたの名前も載っています。BGMにモツレクが流れなかなかの力作。 アドレスは http://www.iacnet.ne.jp/〜kmari/index.htmです。乞う、ご必見。 |
【モツレク・ジュスマイヤー版とは?】 |
モーッアルトはレクイエムの7番《ラクリモーサ》の途中まで作曲、1791年 短い生涯を閉じた。いま私達がとり組んでいる12番迄の楽譜は、その後、弟子のジュスマイヤーが補作完成させたもので、ジュスマイヤー版と呼ばれている。 多くの宗教曲の中でも、この曲の演奏には高い技術を要求されており、一人ひとりに『難曲に挑戦する』と云う気構えがなければ成功はあり得ないとされている。 |
【12月5日は、全員で黙祷を‥】 |
モーッアルトは35才の若さでこの世を去ったが、遺体は単なる物として扱われ野辺の送りには遺族すら参加しなかった。その後、埋葬されたとされるサンクト・マルクス墓地には、彼の偉業を讃えて天使のモニュメントが建てられている。 12月5日の練習日は、モーツアルトの209回忌の命日に当たる。十勝アマデウス合唱団は全員で黙祷でも捧げ、合わせて演奏会の成功を誓い合いたいものだ。 |
【世紀末にはレクイエムが似合う】 |
過日、幕別町百年記念ホールで開館5周年記念事業『北の文化シンポジューム』が開かれ、同ホールのこけら落とし『カルメン・ハイライト』でドンホセを演じた五十嵐修さんが来られた。モツレク帯広公演を説明すると「私の相模原市混声合唱団でも12月9日にモツレク演奏会を開きますので、ぜひテープを交換しましょう‥」との事、モツレクに限らず、世紀末のレクイエム公演は全国的に多いという。】 |
【今日も、ひたすら西へ】 |
十勝には温泉河畔の白鳥のほか青鷺のコロニーが目立つが、夕方巣に戻った青鷺は不思議に西を向いている。野鳥の専門家に聞いてみると「鳥は太陽の方向を向くと落ち着き、ストレスを解消する習性があります‥」とのこと。道理でモツレク軍団は火曜日の夕方は西のつつじが丘目指してひたすら走り、昼間のウップンを晴らしているのかも知れない。くれぐれも安全運転で、交通事故と路上駐車にご注意。 |