George Frideric Handel　 MESSIAH　　　オーケストラ　　　

◎日本テレマン協会 創設は今から３９年前。「面白いことをしたい！」と当時、音大生だった延原武春ら3人で結成された「大阪テレマン協会」が母体。それが拡大発展し、今ではテレマン室内管弦楽団(T.C.O.)・コレギウム・ムジクム・テレマン(C.M.T)・テレマン室内合唱団(T.C.C.)・バロック・コア・テレマン(B.C.T.)という４つの演奏団体と・テレマン友の会(T.F.A.)・日本テレマン協会後援会(S.S.T)という2つの支援団体で構成されるバロック音楽の総合団体「日本テレマン協会」として、関西を中心に活動しております。
◎コレギウム・ムジクム・テレマン 1963年に延原武春（日本テレマン協会代表）が主宰した、日本テレマン協会のテレマン室内管弦楽団を母体とする日本で唯一の固定メンバーによるバロック楽器の団体で、1990年から「コレギウム・ムジクム・テレマン」という新しい形態での活動を開始しました。 　バロック楽器というのは、バロック時代（1700年頃）に使われていた楽器のレプリカ、もしくはオリジナル（19,20世紀にモダン楽器として改造されたものを、元の形に修正したもの）のことで、例えばバロック楽器のヴァイオリン（バロック・ヴァイオリンと言います）には、ガット弦（テニスラケットと同じようなもの）使用、細い魂柱、華奢なバスバー、傾斜のないネックなどの特徴があります。 　コレギウム・ムジクム・テレマンは1983年､バロック・チェリスト、アンナー・ビルスマとの共演を機にその取り組み始め、バロック・ヴァイオリンの鬼才、サイモン・スタンデイジ氏の指導のもと、急成長を遂げ、1990年にはスタンデイジ氏主催の「コレギウム・ムジクム９０」と提携を結びました。 　なお2000年4月より我が国を代表するチェンバリスト中野振一郎が、ミュージック・ディレクターに就任。中野独特の演出力と圧倒的な音楽性の高さで、コレギウム・ムジクム・テレマンは多くの聴衆を魅了しつづけています。
１９９７年「大阪文化祭賞」
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