George Frideric Handel  MESSIAH   合唱団発足   


十勝メサイア合唱団募集のチラシ
2002年7月、合唱団員の募集が開始されました。3000枚のチラシを配布しました。8月17日の締め切りまでに約150名の募集がありました。15歳から70歳までの年齢層が広い合唱団が新しく誕生しました。中には合唱の経験が全くない方もいらっしゃいました。初めての合唱曲がメサイア全曲・・・素晴らしい・・・頑張りましょう。
募集のチラシの裏には、この合唱団へ入団するための心構えが書いてありました。結構大変だ・・・と。
このチラシの裏面が申しみ用紙にもなっていました。
(チラシをクリックすると拡大します)


 実行委員会からご挨拶 ・・・あの感動をもう一度・・・(チラシ裏面より)

2000年12月、帯広でモーツアルト「レクイエム」が演奏されたのを覚えていらっしゃいますか。
演奏会終了後、お客様を始め、合唱団員、出演された方々から、次の演奏会についての問い合せやリクエストが多数寄せられました。この度、およそ2年の充電期間を経て、実行委員会も再編成し、新たに演奏会を企画する運びとなりました。次に“挑む”曲はヘンデル作曲「メサイア」です。
「メサイア」は全53曲、演奏時間は3時間弱という大曲です。うち合唱曲は20曲。時間として1時間弱です。そのため抜粋で演奏されることが多く、帯広でもかつて演奏されたことがありました。しかし今回は、あえて全曲を演奏することにいたします。十勝では初めての全曲演奏です。
 「メサイア」とは、“救世主”という意味です。キリストが生まれてから十字架にかけられ復活するまでの、大きな3つの物語が歌になっています。同時に“合唱音楽の原点”とも言える曲です。ベートーベンが第九のコーラスを作る際に参考にしたという、あらゆる合唱の要素が凝縮している曲です。皆さんがよくご存知の「ハレルヤ」コーラスも、この「メサイア」の44曲目に登場します。
長時間の演奏になるため、本番は合唱団員用の椅子をステージに用意し、演奏の合間に座っていただきます。楽譜も持って歌います。最終曲の「アーメン」コーラスを歌い上げた時、どんな感動が待っているのでしょうか。その瞬間を、我々と一緒に体験しませんか・・・。
出来る限り音楽的に高いレベルの演奏を皆さんにお聴かせしたい、そのためにしっかり練習もします。我々が目指すものは、あくまで合唱がメインの“音楽会”です。もちろん、実行委員も全員歌います。「歌いたい歌がある。それならば自分達で演奏会を企画しよう」・・・この精神は「モツレク」の時と同じです。
 ・・・ぜひ、あの感動をもう一度・・・次は「メサイア」です。